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NPO法人ふじ山森の会は、現在静岡県に活動の拠点をおいています。
静岡県は約65%が森林なのをご存知ですか? 森林は手を入れてあげないと健全な森林にならない現状があります。
静岡県では『森林(もり)づくり県民税』(個人・年400円)を活用し、森の力を再生しています。
静岡県にお住まいの方に、もっと森林のことを知っていただくことと共に、 県内外の方にも『静岡県の森林』のこと、県の取り組みを知っていただき、 富士山周辺森林だけでなく、広く森林に興味を持ってもらいたいと当会は考えています。

静岡県にある森林の約72%は個人所有の『私有林』です。


かつて『煮焚き』には、薪が用いられていましたが、
今はガスや電気でお風呂を沸かしたり、
食事を作るのが一般的になりました。

現在は、ガスや電気によって人の生活は便利になりましたが、
森の木々の利用は減ってしまったのが現状です。

森は、手を入れなければ、荒れてしまいます。
そこで、静岡県は『森林(もり)づくり県民税』により、荒廃してしまった
森林を健全な森林へ誘う整備を行っています。



手が入っていない、荒廃した森林。(富士山周辺森林)

森が荒れる、ということは、決して他人事や私たちの生活に無関係なこと
ではありません。
水・空気…人が生活する環境に、森林は無くてはならないものなのですが、
多くの人たちは、その大事なことを忘れてしまいがちです。



光の入る、手入れが施された森林。(富士山周辺森林)

手の行き届いた森林は、木々が大地をしっかりと踏みしめ
日が入る大地には、下草が生えます。
土砂災害の防止や、地下水の涵養に、森林は無くてはならない存在です。

森は人の手が入ることにより、人々の暮らしに様々な恩恵をもたらします。
静岡県は、『森林(もり)づくり県民税』を活用し、
県民の暮らしに森林の本来の力による恵みをもたらす活動をしています。





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